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COLUMN 02腸は健康のバロメーター!?愛犬のための腸活のすすめ

ワンちゃんコラム【5大栄養】

▼腸の大切な役割
腸は食べ物に含まれる栄養素を吸収し、不要物をウンチにして排出するとても大切な働きをしてくれます。

さらに!
腸は身体に害を及ぼすウイルスや細菌を判別し、排除する「免疫」の働きにかかわる細胞が集まり「体内最大の免疫器官」としての役割をもっています。

近年では、腸が全身の健康と深くかかわっていることが明らかになっていて、腸内環境を健やかに保つことが身体全体の健康を守ることにつながります。

▼腸内環境って!?
腸内にはたくさんの細菌が住んでいて、それぞれ「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」に分かれて、種類ごとにびっしり腸内に生息しています。

・善玉菌(乳酸菌・ビフィズス菌など)
身体に有用な働きをする菌。腸の消化吸収を助け、免疫機能を活性化して悪玉菌の侵入や増殖を防いだり、腸の運動を促す。

・悪玉菌(ウェルシュ菌など)
身体に悪い働きをする菌。腸内で発がん性物質などの有毒な代謝物をつくり、下痢や便秘などの不調をもたらす。

・日和見菌
身体に良い働きも悪い働きもする菌。善玉、悪玉どちらにも属さないが、数的に優位なほうに味方します。

腸内細菌は「善玉菌」の数が多いほど腸は健康に保たれ、悪玉菌が増殖しバランスが崩れると、腸内環境が一気に悪化し、様々な不調を引き起こす要因となります。

▼善玉菌を増やして腸内環境を整える
わんちゃんの腸内環境を整えるには、健康的な食事とストレスフリーな生活を送ることが大切です。

<食事>
善玉菌にとって理想的な腸内環境をつくるには、食生活を整えることが重要です。
添加物や原材料などに注意し、乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌を含む食材を取り入れるのも◎です。
食事の状態が改善され、腸内環境が整えば便の調子によって変化がわかります。

<生活>
日々、散歩や遊びで頭や体を使うことで、愛犬をリフレッシュさせてあげましょう。また、良くコミュニケーションをとることでストレスをため込ませず、なにより絆も深まって一石二鳥です(^^)♪

腸内環境が整っているわんちゃんは、免疫力も安定した状態となり、様々なトラブル・不調にも負けにくくなる身体になります。

「大切な家族の一員だからこそ、いつまでも元気に健康でいてほしい。」

日々の生活の中で、バランスの取れた食事や適度な運動、そしてコミュニケーションをとることで、心身の健康に気をかけてみてあげてください。