「ドッグフードって何でこんなに臭いんだろう?」と思ったことはありませんか?
裏面の原材料の記載を見ると、そこには見慣れないカタカナの名称や〇〇酸、〇〇剤といった添加物等の成分がぎっしりと書いてあり、「なんだか身体に悪そうな名前がたくさん書いてあるけど、これって本当に大丈夫なのだろうか?」と不安になります。
そして、それらの表示されていた原材料・添加物の危険性などはもちろん、ドッグフードの歴史や背景など今まで全く知らなかったドッグフードの真実を知ると、とても残念でショックや怒りを覚える飼い主さまが多くいらっしゃいます。
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ドッグフードの歴史を見ると、約100年前、当時のアメリカで大量に廃棄されていた生ごみや食肉・食物残渣等の産業廃棄物を売り物として再利用するために開発された物がドッグフードの始まりでした。
従来のドッグフードには、肉骨粉をはじめ、〇〇ミール、〇〇副産物といった曖昧な表現の原材料には、レンダリング工場で生成される4Dミートと呼ばれる危険な材料を使用している物が含まれ、野菜についても廃棄部位である芯や皮・へた等が使われている物もあり、そして、エトキシキンをはじめ、発がんリスクのあるBHA等、食品衛生法で人間には禁止されているような強い合成添加物が使用されています。
そんな物が当然の様にペットショップやホームショップなどで売られているという事実が、日本の常識であり、現実なのです。
↓4Dミートとは?↓
・DEAD(屠殺以外で死んだ動物の肉)
・DISEASED(病気の動物の肉)
・DYING(死にかけの動物の肉)
・DISABLED(障害がある動物の肉)
平成19年3月に米国において、有害物質(メラミン)が混入したドッグフードが原因となって、数千頭のわんちゃんが腎不全により死亡した事件が起こり、同年6月には、メラミンが混入したドッグフードが、日本でも輸入・販売されていたことが判明しました。
この事件をきっかけに、有害物質を含むドッグフードの製造等を禁止するペットフード安全法が平成20年に施行されましたが、先に述べた危険な原材料や人間に禁じられている添加物の使用を禁止するには至っていません。
現に私たち飼い主が良かれと思い、愛犬に食べさせていたドッグフードには、いまだにこれらの原材料・添加物が使われ、実際にペットショップで売られているドッグフードの中には、何年も放置してもカビすら生えないものも珍しくありません。
日本ではわんちゃんの死因の上位に腎不全がありますが、果たしてそれはこのようなドッグフードの存在と本当に無関係なのでしょうか?